MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Special session

(Special session) Recent trends in the development and utilization of coal and other energy resources

Thu. Sep 12, 2024 9:30 AM - 12:00 PM Room-1(101, 1F, General Education Bldg. 2)

Chairperson:菅井 裕一(九州大学)、岡部 修平(JCOAL)

(Presentation: 15 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 20 minutes per presentation)

9:55 AM - 10:15 AM

[3101-07-02] Field experimental test of biological methanation of dissolved carbon dioxide injected into lignite seam

○Shuji Tamamura1, Takuma Murakami1, Akio Ueno1, Hidenori Inomata1, Kiyoshi Sato1, Kazunari Mikami2, Hideo Aoyama2, Shingo Tomiyama3, Toshifumi Igarashi1 (1. Horonobe Research Institute for the Subsurface Environment, 2. Mitsubishi UBE Cement Corporation, 3. Faculty of Engineering Hokkaido University)

Chairperson:菅井 裕一(九州大学)

Keywords:Lignite, Methane, Carbon dioxide, Methanogen

炭層中のメタン生成アーキア(メタン菌)によるメタン生成を人為的に促し,炭層メタンの生産量を増産させる研究(MECBM: microbially enhanced coalbed methane)が近年活発になされている。MECBMを当研究所(HRISE)と推進するUBE三菱セメント株式会社(MUCC)により,同社が鉱業権を有する道北地方の褐炭鉱区(小石現場試験サイト)において,2019年度に30-4孔, 30-5孔,30-6孔,2022年度に2022-L孔,2022-M孔,2022-U孔が掘削された。このうち2020年度に実施した脱塩済海洋深層水の30-6孔への注入試験では,注入直後にメタンと二酸化炭素の炭素同位体比に正の相関が認められた。これは注入により褐炭層内で生成された二酸化炭素が速やかにバイオメタン化された可能性を示唆するものであった。本可能性を検証するため,2021年度は30-4孔,2023年度は30-6孔に溶存二酸化炭素を注入したところ,注入された二酸化炭素の速やかなバイオメタン化を示唆する結果が得られた。本発表ではこれらの進捗を報告する。

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