資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

企画講演

【企画講演】 素材プロセッシング分野における産学連携と産学共同研究の成果 [9/2(火) PM  第5会場]

2025年9月2日(火) 13:00 〜 16:50 第5会場 (B1棟1階B12)

司会:黒川 晴正(東京大学生産技術研究所)、盛満 正嗣(同志社大学)

●製錬、リサイクル、資源循環の高度化ならびにこれらのカーボンニュートラル対応を中心に、産学連携による活動例、共同研究の事例を紹介いただき、今後の産学連携活動のさらなる発展、ならびに素材部門委員会の活動の新たな方向性を得る。

<発表30分中:講演25分、質疑5分/1件>

14:35 〜 15:05

[1508-14-04] 持続可能な社会に向けた車載用リチウムイオン電池の課題と取り組み ~高効率リサイクルプロセス技術開発~

○進藤 洋平1 (1. プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社)

司会:黒川 晴正(東京大学生産技術研究所)

キーワード:車載用リチウムイオン二次電池、高効率リサイクルプロセス

持続可能な社会の実現に向けて、Prime Planet Energy & Solutions (PPES)では電動車向けリチウムイオン二次電池の開発・製造を行っている。HEV, PHEV, EVといった電動車両の普及拡大により、環境負荷低減と資源循環の観点から、電池製造工程で発生する廃材や使用済み電池を効率的かつ無駄なく資源化するための高効率なリサイクル技術の確立が求められている。現行のリチウムイオン二次電池のリサイクルプロセスは、CO2排出量の多さ、コストの高さ、メタル回収効率などの課題を抱えており、従来手法を大きく上回る新技術の導入が不可欠である。これまで我々は、東京大学、パナソニックエナジー、豊田通商との共同研究を通じて、リチウム, ニッケル, コバルトといった戦略資源を対象に、CO2排出量やリサイクルコストの大幅な低減を目指すための 資源~材料製造の革新プロセス、また 新規高効率リサイクルプロセスの研究開発に取り組んできた。本講演では、新規高効率リサイクルプロセス研究開発の成果概要について、持続可能な社会に向けた車載電池の課題の説明と併せて紹介する。

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