59th Annual Meeting of the Japanese Society of Neurology

Session information

Overcome the Challenges of Neurological Disorders

[OC-03] Perspectives of next generation registry-cohort study -for target molecule and drug discovery

Thu. May 24, 2018 3:20 PM - 5:20 PM Room 4 (Sapporo Geibunkan / Reimei (3F))

Chair: Gen Sobue(Nagoya University Graduate School of Medicine), Shin'ichi Takeda(National Institute of Neuroscience, National Center of Neurology and Psychiatry)

コホート・レジストリー研究は、対象疾病の病態や医療の現状把握を通じて、医療の改善と政策提言等に貢献してきた。全国規模の多施設が参加する前向き研究により十分な母集団を確保する事により、国際水準の疫学や臨床研究に貢献してきた。今後の期待される方向として、臨床データと連結した臨床試料の継続的な蓄積は、疾患関連の環境因子の調査、分子バイオマーカーの開発、疾患関連の遺伝素因の同定等、治療・予防に向けた臨床研究への発展である。神経疾患には、難治性疾患や希少性疾患が多く、大規模のコホート構築と継続的な運営は、神経疾患の克服に大いに貢献できる可能性がある。本シンポジウムでは先駆的な取り組みの事例をもとに、コホート・レジストリー研究の課題と展望について論議する機会としたい。