○Yasuhiro Nagahama (Kawasaki Memorial Hospital)
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Symposium
[S-13] Recent progress in clinical aspects of dementia
Thu. May 24, 2018 3:20 PM - 5:20 PM Room 1 (Sapporo Geibunkan / Nitori Culture Hall (1F))
Chair: Shun Shimohama(Department of Neurology, Sapporo Medical University School of Medicine), Mika Otsuki(Graduate School of Health Sciences, Hokkaido University)
本シンポジウムでは、認知症原因の80%以上を占める変性性認知症疾患の診断と治療について最新の研究成果について議論する。アルツハイマー病(AD)とレビー小体型認知症 (DLB) や前頭側頭葉変性症などの非AD型変性性認知症疾患を比較検討する。診断では、変性性認知症疾患の症候と頭部MRI、脳SPECT、さらにアミロイドPETやタウPETなどの画像とその対応病理を理解することによるADと非AD型変性性認知症疾患の鑑別について考察する。治療では、ADに対してはコリンエステラーゼ阻害剤とNMDA受容体拮抗薬が使用されており、現在、アミロイドやタウをターゲットとした臨床治験が進められている。非AD型変性性認知症疾患に対してはDLBに対してドネペジルが承認されているのみである。ADおよび非AD型変性性認知症疾患に対する治療の現状と今後の展望について議論する。
○Mika Otsuki (Graduate School of Health Sciences, Hokkaido University)
○Akira Tamaoka (Department of Neurology, Faculty of Medicine, University of Tsukuba)
○Shun Shimohama (Department of Neurology, Sapporo Medical University School of Medicine)