第59回日本神経学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

[S-19] 超急性期脳卒中、時短最前線

2018年5月25日(金) 08:00 〜 09:30 第4会場 (さっぽろ芸術文化の館3F 黎明の間)

座長:井口 保之(東京慈恵会医科大学神経内科), 藤本 茂(自治医科大学神経内科)

日本脳卒中学会・日本脳神経血管内治療学会

超急性期脳卒中診療は、rt-PA静脈注射療法に加えてあらたに血栓回収療法が広くおこなわれるようになり、新たなパラダイムシフトを迎えている。いずれの治療法もしくは両者の組合わせでも、発症から治療開始までの時間を短縮すること(時短)は極めて重要である。市民啓発、病院前脳卒中救護、脳卒中センター受け入れ態勢整備、ICTの活用など、各医療圏ごとに特徴ある取り組みが展開されている。このセッションでは、時短への先進的、かつ本邦発の取り組みを各演者から紹介いただく。そのうえで、シンポジウムからガイドラインへの掲載につながる新たな提言を発信したい。

松本 省二1,2, 小山 裕司3, 中原 一郎4, 波多野 武人5, 田中 弘二2, 永田 泉5, 吉良 潤一2 (1.小倉記念病院 脳卒中センター 脳神経内科, 2.九州大学大学院医学研究院 神経内科学, 3.産業技術大学院大学 情報アーキテクチャ専攻, 4.藤田保健衛生大学 脳卒中科, 5.小倉記念病院 脳神経センター 脳神経外科)