59th Annual Meeting of the Japanese Society of Neurology

Session information

Symposium

[S-30] Deciphering the enigma of migraine

Sat. May 26, 2018 8:00 AM - 10:00 AM Room 1 (Sapporo Geibunkan / Nitori Culture Hall (1F))

Chair: Hisanori Kowa(National Hospital Organization Matsue Medical Center), Toshihiko Shimizu(Department of Neurology, Keio University School of Medicine)

The Japanese Headache Society

本シンポジウムは 「神経疾患の克服をめざして」の一つとして片頭痛の謎を解明することを主眼とします。「片頭痛の病態に関する最新の知見」では病態について最新の知見を提示いただくとともに、診断に役立つバイオマーカーの候補についても解説をお願いします。「新しい治療薬に対する効果からのアプローチ」ではCGRP抗体、CGRP受容体拮抗薬およびLasmiditanなどについてご紹介いただくとともにこれらの作用機序から片頭痛の病態(PACAPの作用なども含み)についても解説をお願いします。「心臓疾患に対する治療効果からのアプローチ」では、アブレーション後に生じた頭痛の検討や片頭痛に対する心房中隔欠損症や卵円孔開存症に対する治療結果から推察される片頭痛の病態についても解説をお願いします。「漢方薬に対する効果からのアプローチ」では片頭痛に有効な漢方薬などについてご紹介いただくとともにこれらの作用機序から片頭痛の病態についても解説をお願いします。「Non-invasive neuromodulationによる治療効果からのアプローチ」では新しいdeviceを使用し迷走神経や三叉神経に刺激を加える治療法などについてご紹介いただくとともに、これらの作用機序から推察される片頭痛の病態についても解説をお願いします。 以上の講演により神経学会会員の皆様に片頭痛研究に対する最新の知見を提供し、神経内科診療に役立てていただくことを目的とした企画です。