第59回日本神経学会学術大会

セッション情報

特別企画シンポジウム

[SP-01] 神経内科専門医の将来

2018年5月25日(金) 14:15 〜 15:45 第2会場 (さっぽろ芸術文化の館3F 瑞雪の間)

座長:髙橋 良輔(京都大学医学研究科臨床神経学神経内科), 吉良 潤一(九州大学病院 医学研究院神経内科学分野)

日本神経学会では平成28年7月に神経内科専門医課題検討委員会(吉良潤一委員長)を発足させた。その目的は代表理事の諮問書にこたえ、これからの神経内科のあり方について会員が判断できる答申書を1年程度で作成することにあった。10か月間で8回にわたる会議の結果、答申書が作成され、内科との連携・協調関係を維持しつつ、専門医制度においでは基本領域化をめざす、との結論を得た。この答申書は平成29年7月の理事会で承認され、基本領域化推進対策本部(高橋良輔本部長)平成30年1月の臨時社員総会でその骨子をまとめた「社員総会確認事項」が採択された。一方、本年から開始される新専門医制度下での神経内科専門医は専門医制度検討委員会(楠 進委員長)で検討されてきた。その概要を会員に周知するとともに、将来の神経内科専門医のあり方について議論する。