第59回日本神経学会学術大会

講演情報

神経疾患の克服を目指して

[OC-03] レジストリー・コホート研究が目指すもの -病態解明・創薬に向けて

2018年5月24日(木) 15:20 〜 17:20 第4会場 (さっぽろ芸術文化の館3F 黎明の間)

座長:祖父江 元(名古屋大学大学院医学系研究科), 武田 伸一(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所)

[OC-03-4] がんゲノムビッグデータを利用した治療開発:クリニカルシークエンスの実装と未来

河野 隆志1,2 (1.国立がん研究センター・研究所・ゲノム生物学研究分野, 2.国立がん研究センター・先端医療開発センター・ゲノムTR分野)

平成元年に京都大学薬学部卒業ののち、東京大学大学院医学研究科を平成7年に卒業。医学博士。同年より、国立がんセンター研究所生物学部でがんゲノム研究を始める。平成22年、ゲノム生物学研究分野分野長に就任。肺がんにおけるRET融合遺伝子の発見 (Kohno et al, Nat Med, 2012) とRET阻害薬の臨床試験への参画 (Yoh et al, Lancet Respir Med, 2017) の中で、本邦のクリニカルシークエンシング検査実装の必要性を感じ、NCCオンコパネル検査の開発を行うに至る。また、肺発がん感受性遺伝子に基づく個別化予防の研究 (Shiraishi et al, Nat Genet, 2012; Nat Comm, 2016)を合わせて行っている。

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