[SL-01] A Physician's Development of Therapeutics for HIV Infection and AIDS
1975 年熊本大学医学部医学科卒業。1980 年内科学講座第二助手。1982 年米国国立癌研究所 (NCI) 留学、HTLVによる免疫不全の研究を経て、1984 年からHIV感染症に対する治療法開発に従事、AZT, ddI, ddC 等の抗ウイルス活性を明らかにし、AIDSに対する化学療法の基礎を築き、今も構造に基づいた抗HIV剤のデザイン・開発を続ける。米国チームと 開発したプロテアーゼ阻害剤ダルナビルも全世界で臨床に供されている。1989 年NCI臨床癌プログラム主任研究員、1991 年NCI レトロウイルス感染症部部長。 1997 年熊本大学内科学第二講座教授。 2012年国立国際医療研究センター 理事・臨床研究センター長、 獨協医科大学医学部特任教授(兼任)。2016年熊本大学医学部特別招聘教授、国立国際医療研究センター研究所 所長・理事 。 1989 年NCI より発明賞、1990 年特別功労賞、1992 年NIH 所長賞、2007年紫綬褒章、 慶応医学賞、高峰記念三共賞、2014年読売新聞賞、2015年朝日賞、日本学士院賞受賞。 日本学術会議会員 (2008-2014年:臨床医学委員会)、日本内科学会功労会員。
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