[LM-11-1] 抑制性免疫補助受容体PD-1によるがん免疫と自己免疫の制御
近年、悪性腫瘍治療に免疫チェックポイン阻害薬が使われるようになり癌治療で劇的な効果が得られるようになった。その一方で、様々な種類の神経・筋有害事象の報告が増加している。本レクチャーマラソンでは、免疫の専門家に免疫チェックポイン分子の役割、腫瘍免疫と自己免疫について基礎的な内容を解説いただいた後、臨床の観点より自己免疫性神経筋疾患overviewをする。さらに、自己免疫性脳炎・髄膜炎・脊髄炎、末梢神経疾患、筋疾患の3つの分野にわたり自験例と共に最近の報告をレビューいただき、会員の免疫チェックポイント阻害薬による神経・筋疾患に関する理解を深めることを目的にする。
1999年3月 京都大学医学部 卒業
2003年3月 京都大学大学院医学研究科 修了
2003年4月 日本学術振興会特別研究員
2003年8月 京都大学大学院医学研究科 分子生物学 助手
2004年1月 京都大学大学院医学研究科 21世紀COE 特任助教授
2008年4月 徳島大学疾患ゲノム研究センター ゲノム機能分野 教授
2016年4月 徳島大学先端酵素学研究所 免疫制御学分野 教授(組織改編)
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。