[S-08-2] Generation and analysis of knock-in mouse harboring SCA42 mutation using CRISPR/Cas9 system
ゲノム編集技術は、CRISPR/Cas9の出現に伴い、近年著しい進歩を遂げている。その技術応用は、単に特定の遺伝子を標的とした動物モデル作製にとどまらず、遺伝子の発現調節、エピゲノム修飾調節、RNA編集、遺伝子治療、診断技術など多岐にわたる。今後、ゲノム編集技術は疾患研究、遺伝子治療において必要不可欠な技術の一つとなることは間違いない。そのゲノム編集技術に関する基礎的な知識から最新の研究成果を神経内科医に広く知ってもらうために本シンポジウムを企画した。本シンポジウムでは、世界で活躍する若手研究者を含む日本人研究者による、ゲノム編集の基礎知識から技術応用までの概要、基本的な技術を利用したモデル動物作製、応用技術を利用した疾患研究、神経筋疾患の遺伝子治療、さらに世界最先端の治療応用を目指した生体内ゲノム編集研究に関する講演を予定している。
1994年 広島大学医学部 卒業
1995年 広島県立広島病院 神経内科 医員
2000年 広島大学医学部 内科学第三講座 医員
2005年 土谷総合病院 神経内科 医長
2006年 広島大学原爆放射線医科学研究所 放射線疫学研究分野 助手
2010年 広島大学原爆放射線医科学研究所 分子疫学研究分野 助教
2015年 広島大学原爆放射線医科学研究所 分子疫学研究分野 准教授 現在に至る
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