[S-08-4] 塩基編集技術を利用した高効率な変異Psen1マウスの複数系統同時作製
ゲノム編集技術は、CRISPR/Cas9の出現に伴い、近年著しい進歩を遂げている。その技術応用は、単に特定の遺伝子を標的とした動物モデル作製にとどまらず、遺伝子の発現調節、エピゲノム修飾調節、RNA編集、遺伝子治療、診断技術など多岐にわたる。今後、ゲノム編集技術は疾患研究、遺伝子治療において必要不可欠な技術の一つとなることは間違いない。そのゲノム編集技術に関する基礎的な知識から最新の研究成果を神経内科医に広く知ってもらうために本シンポジウムを企画した。本シンポジウムでは、世界で活躍する若手研究者を含む日本人研究者による、ゲノム編集の基礎知識から技術応用までの概要、基本的な技術を利用したモデル動物作製、応用技術を利用した疾患研究、神経筋疾患の遺伝子治療、さらに世界最先端の治療応用を目指した生体内ゲノム編集研究に関する講演を予定している。
1999年 東京医科歯科大学医学部医学科卒業
1999年 東京医科歯科大学附属病院 研修医
2000年 横須賀共済病院 研修医
2001年 東京医科歯科大学附属病院・埼玉県総合リハビリテーションセンター 神経内科
2002年 旭中央病院 神経内科 医員
2004年 関東中央病院 神経内科 医長
2005年 東京医科歯科大学大学院 脳神経病態学
2009年 東京医科歯科大学大学院 卒業
2009年 埼玉県総合リハビリテーションセンター 神経内科 医長
2012年 Mayo Clinic, Jacksonville留学(Department of Neuroscience, Prof. Petrucelli)
2014年 中野総合病院 脳卒中科 部長
2016年 現職(理化学研究所 脳神経科学研究センター 神経老化制御研究チーム(西道隆臣チームリーダー) 研究員)
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。