[S-23-3] 災害医療の実践:避難所で出会う神経疾患の患者像
2011年東日本大震災以降も,2016年熊本地震,2017年九州北部豪雨,2018年大阪北部地震などの大きな災害が発生している.私たち脳神経内科は,こうした災害を通して,何を教訓としてきたのだろうか.日本神経学会災害対策委員会では,2017年「災害対策マニュアル」を出版し,災害に対する「備え」から,発災後の対応について,日本神経学会が実践できる体制構築に努めてきた.発災後,各都道府県に神経難病災害ネットワークを構築し,ネットワーク長とリエゾンをおき,情報収拾・発信,医療調整,保健活動の実践が記されている.本シンポジウムでは災害医療のプロフェッショナルとともに,脳神経内海がどのような役割を果たし,神経疾患患者をサポートできるかについて,みなさんと一緒に考えていきたい.
平成06年 兵庫医科大学医学部 卒業
福井県立病院診療部 臨床研修医
平成12年 国立循環器病センター 内科脳血管部門 任意研修生
平成16年 福井県済生会病院 脳神経センター 神経内科医長
平成18年 福井大学・第2内科 助手(助教)
平成22年 福井大学医学部 地域医療推進講座 講師(現職)
平成28年 福井大学医学部附属病院 地域医療連携部 副部長(兼任)
〔学位・資格〕
平成13年 医学博士
平成15年 日本神経学会専門医,日本内科学会認定医
平成17年 日本脳卒中学会専門医
平成20年 日本脳神経超音波学会認定検査士
平成29年 社会医学系専門医
〔社会活動〕
福井県災害医療コーディネーター
地域医療構想アドバイザー(福井県)
福井県医療審議会 脳卒中医療体制検討部会 委員
社団法人日本脳卒中協会・福井県支部 副支部長
福井脳卒中連携協議会 事務局担当
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。