[S-30-4] 人工知能を活用した医療画像診断支援技術“EIRL(エイル)”
脳の構造、ネットワーク、タンパク質、機能をはじめとした可視化技術の進歩には目覚ましいものがある。特に7T MRIを用いた高解像度MRIは詳細なミエリンマップを提供し、高感度タンパク質PETはタウ、TDP-43、α-シヌクレインの可視化に迫っている。また、コンピュータサイエンスは、ヒトの脳ネットワークから見た脳機能の理解を飛躍的に進めている。さらに、脳画像というビッグデータの収集体制とハードウェア技術の革新は、ディープラーニングを含めた人工知能を用いた新しい脳画像研究領域を生み出そうとしている。一方で、これらの革新的技術を用いて神経疾患の研究を進めるには、脳神経内科医による解析の目的の明確化と、仮説立てが益々重要になっている。本シンポジウムでは、脳の可視化研究をリードする我が国の研究者の講演を通じて最新の到達点を知るとともに、これらを活用した新機軸の神経疾患研究への展開を考えたい。
東海大学理学部在学中から、PSP株式会社にて医療系画像解析ソフトの開発に従事。カスタマーサポート部の立ち上げに関わった後、営業部でエリアマネジメントを経験、後に販売促進部部長を務め、販売戦略の立案、新製品の企画・仕様策定、複数の開発プロダクトマネジメントを行いながら、全国の大型商談の販売支援、学会講演を行う。のちに現職。
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。