第60回日本神経学会学術大会

講演情報

シンポジウム

[S-33] 神経リハビリテーションにおける神経可塑性とその誘導法

2019年5月25日(土) 08:00 〜 10:00 第9会場 (大阪国際会議場12F 特別会議場)

座長:中島 孝(独立行政法人国立病院機構新潟病院神経内科), 荻野 美恵子(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター)

[S-33-5] 人工神経接続による神経可塑性の誘導

西村 幸男 (東京都医学総合研究所)

今まで、神経細胞やシナプスは一度成長しきると変化せず、再生・変化しないというドグマが神経科学を支配してきた。そのため、神経機能再生は不可能であり、機能代償や他の機能を使った機能再建しかできないと考えられてきた。神経リハビリテーションが目指すものは、機能代償ではくく、impairmentを直接改善する方法であり、その治療メカニズムは神経可塑性である。本シンポジウムでは神経可塑性を誘導するための手法とその可視化について議論し、BMI, NIRS,磁気刺激など医療機器による神経リハビリテーション技術開発の最新情報をこのセッションで紹介する。

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1991-1995 日本大学 文理学部
1996-1998 横浜国立大学 大学院 教育学研究科
1999-2003 千葉大学 大学院 医学研究科 医学博士
2003-2007 自然科学研究機構生理学研究所 ポスドク
2007-2010 ワシントン大学客員研究員
2009-2014 さきがけ研究員 
2011-2016 自然科学研究機構生理学研究所 准教授
2016-2017 京都大学大学院医学研究科神経生物学 准教授
2017-現在 東京都医学総合研究所 認知症・高次脳機能研究分野 脳機能再建プロジェクト プロジェクトリーダー
賞歴
2010 日本神経科学学会 奨励賞
2011 日本生理学会 奨励賞
2012 文部科学大臣表彰若手科学者賞
2013 経済産業省Innovative Technologies 2013特別賞
2015 日本学術振興会賞-JSPS PRIZE-

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