第60回日本神経学会学術大会

講演情報

特別セッション

[SS-01] NeuroCPC

2019年5月23日(木) 08:00 〜 09:30 第8会場 (大阪国際会議場10F 会議室1004)

座長:村山 繁雄(神経内科・バイオリソースセンター・高齢者ブレインバンク(神経病理)), 和泉 唯信(徳島大学病院神経内科)

[SS-01-2] パーキンソン病と筋萎縮性側索硬化症の合併例

和泉 唯信1, 村山 繁雄2 (1.徳島大学病院神経内科, 2.東京都健康長寿医療センター 神経内科・バイオリソースセンター・高齢者ブレインバンク(神経病理))

日本において神経病理学を専門とする施設は少なく、神経内科医がBrain cuttingやNeuroCPCに参加する機会も少ないと思われる。そこで、NeuroCPCを企画した。症例としては剖検例2例を予定している。

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(和泉 唯信)
1989年3月 北海道大学理学部数学科卒業
1995年3月 徳島大学医学部医学科卒業
1995年4月 広島大学医学部附属病院第三内科(中村重信教授) 
1996年1月 翠清会梶川病院脳外科 
1996年4月 財団法人住友病院神経内科(亀山正邦院長) 
1998年8月 微風会ビハーラ花の里病院神経内科 
2001年4月 徳島大学医学部附属病院神経内科(梶 龍兒教授) 
2004年1月 徳島大学医学部感覚情報医学講座神経情報医学分野 講師
2011年4月 徳島大学病院神経内科 臨床教授
2018年4月 徳島大学病院神経内科 特任講師

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(村山 繁雄)
臨床病理カンファランスは神経学教育において重要とされてきました。本邦ではドイツ方式が伝統ですが、本学会では米国方式の、臨床情報を提示し、鑑別診断を提供いただくかたちを採用しています。
今回の症例はどちらも、神経病理学会が推進している、献脳同意登録、生前剖検同意取得による、オールジャパンブレインバンク構築に対応する症例です。発症の最初から最後まで患者に寄り添い、介護者を含む生活の質を高め、亡くなられた時確定診断による最期の貢献をし、剖検で得られたリソースを元に根治療法の開発を目指す、理念に沿った症例です。

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