NEURO61

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Symposium

[S-50] Symposium 50
How to examine myopathy patients?

Wed. Sep 2, 2020 10:45 AM - 12:15 PM Room 5 (OKAYAMA CONVENTION CENTER 3F 302)

Chair:TadanoriHamano(Department of Neurology, University of Fukui),SatoshiKuru(National hospital organization Suzuka national hospital)

Satoshi Kuru (National hospital organization Suzuka national hospital)

筋疾患は疾患の種類も多岐にわたり、診断を確定することは必ずしも容易ではない。病歴、特に家族歴の詳細な聴取、および神経学的診察を⾏ったのちに、⾎液検査、画像検査(CT,MRI)、筋電図、そして筋病理所⾒により最終診断に⾄る。遺伝⼦診断が必要な場合もある。筋画像検査、特にMRIにより筋の罹患範囲を特定することが診断の⼀助となる場合もある。また筋MRIは炎症性筋疾患の生検部位の特定のためにも重要である。筋電図検査により神経原性疾患と筋原性疾患(ミオパチー)の鑑別を⾏い、反復刺激試験により重症筋無⼒症やLambert Eaton筋無⼒症候群の診断に役⽴てる。診断の決め手となる筋生検の手技の実際、検体の処理法・送付法、組織の評価法(HE染⾊、ゴモリ・トリクローム変法、ATPase染⾊、各種免疫染⾊)についても学習する。また炎症性筋疾患、壊死性ミオパチーで陽性となる特異的⾃⼰抗体についても概説し、参加者に筋疾患の診断までの⼀連の流れをつかんでいただくことが本シンポジウムの主たるねらいである。

Tadanori Hamano (Department of Neurology, University of Fukui)

筋疾患は疾患の種類も多岐にわたり、診断を確定することは必ずしも容易ではない。病歴、特に家族歴の詳細な聴取、および神経学的診察を⾏ったのちに、⾎液検査、画像検査(CT,MRI)、筋電図、そして筋病理所⾒により最終診断に⾄る。遺伝⼦診断が必要な場合もある。筋画像検査、特にMRIにより筋の罹患範囲を特定することが診断の⼀助となる場合もある。また筋MRIは炎症性筋疾患の生検部位の特定のためにも重要である。筋電図検査により神経原性疾患と筋原性疾患(ミオパチー)の鑑別を⾏い、反復刺激試験により重症筋無⼒症やLambert Eaton筋無⼒症候群の診断に役⽴てる。診断の決め手となる筋生検の手技の実際、検体の処理法・送付法、組織の評価法(HE染⾊、ゴモリ・トリクローム変法、ATPase染⾊、各種免疫染⾊)についても学習する。また炎症性筋疾患、壊死性ミオパチーで陽性となる特異的⾃⼰抗体についても概説し、参加者に筋疾患の診断までの⼀連の流れをつかんでいただくことが本シンポジウムの主たるねらいである。

Seigo Kimura1,2, Tomoyuki Kazuta1,2, Ayuka Murakami1,2, Seiya Noda1,2, Satosi Kuru2, Masahisa Katsuno1 (1.Nagoya university graduate school of medicine department of neurology, 2.National hospital organization Suzuka national hospital department of neurology)

筋疾患は疾患の種類も多岐にわたり、診断を確定することは必ずしも容易ではない。病歴、特に家族歴の詳細な聴取、および神経学的診察を⾏ったのちに、⾎液検査、画像検査(CT,MRI)、筋電図、そして筋病理所⾒により最終診断に⾄る。遺伝⼦診断が必要な場合もある。筋画像検査、特にMRIにより筋の罹患範囲を特定することが診断の⼀助となる場合もある。また筋MRIは炎症性筋疾患の生検部位の特定のためにも重要である。筋電図検査により神経原性疾患と筋原性疾患(ミオパチー)の鑑別を⾏い、反復刺激試験により重症筋無⼒症やLambert Eaton筋無⼒症候群の診断に役⽴てる。診断の決め手となる筋生検の手技の実際、検体の処理法・送付法、組織の評価法(HE染⾊、ゴモリ・トリクローム変法、ATPase染⾊、各種免疫染⾊)についても学習する。また炎症性筋疾患、壊死性ミオパチーで陽性となる特異的⾃⼰抗体についても概説し、参加者に筋疾患の診断までの⼀連の流れをつかんでいただくことが本シンポジウムの主たるねらいである。

Shigeaki Suzuki (Department of Neurology, Keio University School of Medicine)

筋疾患は疾患の種類も多岐にわたり、診断を確定することは必ずしも容易ではない。病歴、特に家族歴の詳細な聴取、および神経学的診察を⾏ったのちに、⾎液検査、画像検査(CT,MRI)、筋電図、そして筋病理所⾒により最終診断に⾄る。遺伝⼦診断が必要な場合もある。筋画像検査、特にMRIにより筋の罹患範囲を特定することが診断の⼀助となる場合もある。また筋MRIは炎症性筋疾患の生検部位の特定のためにも重要である。筋電図検査により神経原性疾患と筋原性疾患(ミオパチー)の鑑別を⾏い、反復刺激試験により重症筋無⼒症やLambert Eaton筋無⼒症候群の診断に役⽴てる。診断の決め手となる筋生検の手技の実際、検体の処理法・送付法、組織の評価法(HE染⾊、ゴモリ・トリクローム変法、ATPase染⾊、各種免疫染⾊)についても学習する。また炎症性筋疾患、壊死性ミオパチーで陽性となる特異的⾃⼰抗体についても概説し、参加者に筋疾患の診断までの⼀連の流れをつかんでいただくことが本シンポジウムの主たるねらいである。