[EMG-01-4] 本邦COVID-19重症例における神経学的所見の検討
2019年暮に中国武漢市で始まり、2020年初頭から日本でも発生し、その後急速に日本国内ならびに世界中に拡大した新型コロナ感染症(COVID-19) は、主として呼吸器を侵す疾患であるが、急速進行例における意識障害や全身血管内皮障害など脳神経内科とも関連深い症状を来たすことがあり、さらに脳神経内科医の様々な日常的活動にも重大な影響を与えている。一方このコロナ禍により第61回神経学会学術大会自体も5月開催から8月開催への延期を余儀なくされた。そこでこのたび「緊急シンポジウム:新型コロナ感染症現場における脳神経内科医の挑戦」として2セッションに分けて、この新型コロナ診療現場での脳神経内科医の活躍や脳神経内科の教育・診療・研究全般への影響などについて幅広く議論して、この問題に対する学術集会参加者の多面的な関心に応えることがねらいである。
1989年3月 京都大学医学部卒業
1997年4月~ 神戸市立中央市民病院神経内科副医長
2003年4月~ 神戸市立中央市民病院神経内科医長
2003-2011年 同感染症科副部長兼務
2012年4月~ 神戸市立医療センター中央市民病院神経内科医長
2020年4月~ 同 脳神経内科部長
所属学会等
日本神経学会
日本脳卒中学会
日本臨床神経生理学会
日本内科学会
日本神経感染症学会
日本神経免疫学会
International Parkinson and Movement Disorder Society 等
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。