[EMG-02-4] COVID-19重症例の神経障害と神経学先進国におけるNeuro-ICUの役割
2019年暮に中国武漢市で始まり、2020年初頭から日本でも発生し、その後急速に日本国内ならびに世界中に拡大した新型コロナ感染症(COVID-19) は、主として呼吸器を侵す疾患であるが、急速進行例における意識障害や全身血管内皮障害など脳神経内科とも関連深い症状を来たすことがあり、さらに脳神経内科医の様々な日常的活動にも重大な影響を与えている。一方このコロナ禍により第61回神経学会学術大会自体も5月開催から8月開催への延期を余儀なくされた。そこでこのたび「緊急シンポジウム:新型コロナ感染症現場における脳神経内科医の挑戦」として2セッションに分けて、この新型コロナ診療現場での脳神経内科医の活躍や脳神経内科の教育・診療・研究全般への影響などについて幅広く議論して、この問題に対する学術集会参加者の多面的な関心に応えることがねらいである。
専門 脳神経内科学;脳血管障害、てんかん重積状態、脳死
医学教育、医学英語教育、生命倫理、危機管理
国際学会
理事; 米国Neurocritical Care Society (NCS)
支部長; 米国NCSアジア・オセアニア支部
委員長; 米国内科学会日本支部候補者選考委員会
メンバー;米国NIH-NINDS/NCS Curing Coma Project
欧州脳卒中機構COVID-19対応ガイドライン作成プロジェクト
国内学会
理事; 日本蘇生協議会/事務局長、日本脳死脳蘇生学会、日本神経救急学会
世話人; 日本臓器移植関連学会協議会
代議員・評議員;日本神経学会、日本脳卒中学会、日本医療安全学会、日本医学英語教育学会
略歴 横浜国大教育学部附属横浜小中連携高、東海大医学部卒後、国立病院機構東京医療センター
米国ミネソタ大学医学部神経学講座留学、国際医療福祉大学熱海病院教授、副院長を経て現職
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。