[HS-1] 神経学の進歩に貢献した患者たち
60回大会の教育コースで、「知ってて・知らない・神経診察の基本と歴史」という企画が採用された。歴史という珍しい内容のせいか、募集開始日に即日満員となり、多くの脳神経内科医が歴史に興味をもっていることがわかった。 脳神経内科の診察、診断、治療の進歩は、先人たちの鋭い洞察と豊富な臨床経験を礎に、医師のみでなく、様々な人たちの協力や助けがあって生まれたものである。今回は、成書にはあまり書かれていない少し変わった視点から神経学の歴史を眺めてみることとした。神経学会の重鎮の先生方にお願いしたところ、大変興味深いタイトルをいただいた。 これを機会に1人でも多くの脳神経内科医が神経学の歴史に興味をもっていただければ、存外の喜びである。
![photo/HS-1.jpg](https://confit-sfs.atlas.jp/customer/neuro2020/photo/HS-1.jpg)
昭和14年8月11日; 静岡市出生
昭和41年 3月 京都府立医科大学卒業
昭和41年 4月 米国空軍病院(立川)内科インターン
昭和42年 4月 米国空軍病院(立川)内科レジデント
昭和43年 7月 ヴァージニア大学医学部神経学レジデント
昭和45年 7月 同 上 チーフレジデント
昭和46年 7月 ハーバード大学医学部神経学研究員
(Prof. Cesare T. Lombroso, Neurophysiology unit (Seizure Clinic): Clinical fellow)
昭和47年 9月 京都府立医科大学研究生(病理学第一講座)
昭和48年 10月 金沢医科大学講師、内科学(神経内科)
昭和49年 9月 金沢医科大学助教授、内科学(神経内科主任)
昭和61年 4月 金沢医科大学教授、神経内科学
平成17年 3月 金沢医科大学教授定年退職
平成17年 6月 金沢医科大学名誉教授
平成17年 4月 医療法人社団浅ノ川 浅ノ川総合病院脳神経センター常勤顧問、
脳神経センター長兼てんかんセンター長
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。