[HS-2] Medical illustraters who contributed for the development of neuroscience
60回大会の教育コースで、「知ってて・知らない・神経診察の基本と歴史」という企画が採用された。歴史という珍しい内容のせいか、募集開始日に即日満員となり、多くの脳神経内科医が歴史に興味をもっていることがわかった。 脳神経内科の診察、診断、治療の進歩は、先人たちの鋭い洞察と豊富な臨床経験を礎に、医師のみでなく、様々な人たちの協力や助けがあって生まれたものである。今回は、成書にはあまり書かれていない少し変わった視点から神経学の歴史を眺めてみることとした。神経学会の重鎮の先生方にお願いしたところ、大変興味深いタイトルをいただいた。 これを機会に1人でも多くの脳神経内科医が神経学の歴史に興味をもっていただければ、存外の喜びである。
1967年:東京大学医学部卒、1967-69年:虎の門病院インターン、内科特別病棟医、1969-70年:東京医科歯科大学医学部第3解剖学助手、1971年:東京大学病院神経内科医員、1972-73年:サルペトリエール病院神経病クリニック、1976-78年:モンテフィオーレ病院神経病理学リサーチフェロー、1982年:東京大学神経内科助教授、1994-2008年:東京女子医科大学神経内科主任教授、脳神経センター長、2004-08年:東京女子医科大学医学部長、2008年より東京女子医科大学名誉教授、2009年よりメディカルクリニック柿の木坂院長、日本神経学会名誉会員、米国神経学会外国人フェロー、仏国立医学アカデミー外国人連絡会員、受賞歴:第1回中山賞大賞、毎日出版文化賞、日仏医学会年度賞、時実利彦記念賞特別賞
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