第61回日本神経学会学術大会

講演情報

歴史セッション

[HS] 歴史セッション
こんなにも面白い神経学の歴史

2020年9月2日(水) 10:45 〜 12:15 第09会場 (岡山県医師会館 4F 402会議室)

座長:岩田 誠(メディカルクリニック柿の木坂),山脇 健盛(広島市立広島市民病院 脳神経内科)

[HS-3] 新『解体新書』-漢字と神経学用語-

福武 敏夫 (亀田メディカルセンター 脳神経内科)

60回大会の教育コースで、「知ってて・知らない・神経診察の基本と歴史」という企画が採用された。歴史という珍しい内容のせいか、募集開始日に即日満員となり、多くの脳神経内科医が歴史に興味をもっていることがわかった。 脳神経内科の診察、診断、治療の進歩は、先人たちの鋭い洞察と豊富な臨床経験を礎に、医師のみでなく、様々な人たちの協力や助けがあって生まれたものである。今回は、成書にはあまり書かれていない少し変わった視点から神経学の歴史を眺めてみることとした。神経学会の重鎮の先生方にお願いしたところ、大変興味深いタイトルをいただいた。 これを機会に1人でも多くの脳神経内科医が神経学の歴史に興味をもっていただければ、存外の喜びである。

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東京大学理学部数学科中退、医学系予備校講師を経て、
1981年3月、千葉大学医学部卒業;同年5月、千葉大学神経内科(平山惠造教授)入局
2000年6月、千葉大学神経内科助教授(服部孝道教授)
2003年4月、亀田メディカルセンター脳神経内科部長、現在に至る
学会活動:日本神経学会(用語委員会、教育小委員会)、日本神経治療学会(功労会員)、日本頭痛学会(名誉会員、編集委員会)、日本高次脳機能障害学会(特別会員)、日本脊髄障害医学会(名誉会員)、American Academy of Neurology(Corresponding Active, Royal Member)、日本漢字学会
著書:「神経症状の診かた・考えかた-General Neurologyのすすめー」第2版(医学書院、2017)、「脊髄臨床神経学ノート-脊髄から脳へー」(三輪書店、2014)、他に編集・分担執筆多数
主な研究領域:臨床神経学、神経症候学、脳小血管病、脊髄疾患、頭痛・めまい、心因性疾患

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