[HT-08-4] Online medicine in the home-visit nursing service: effectiveness and problem
「ファーストタッチから終末期まで」の医療を担う脳神経内科において、在宅医療の果たす役割は大きい。神経内科専門医課題検討委員会の「調査アンケート」（回答2370名）では開業医はわずか165名であり、少ないマンパワーで在宅医療を支えている実態がみられた。「情報通信機器を用いた診療（いわゆる「遠隔診療」）は、難病患者に対して直接の対面診療と組み合わせて認められてきたが（健政発第1075号）、平成30年度には対面診療と組み合わせた「オンライン診療」の診療報酬が認められた。企画提案者施設での摂食嚥下障害患者へのオンライン医療では、患者と在宅スタッフの満足度が高く、遠隔医療・オンライン診療は、在宅医療を支える脳神経内科診療の一翼を今後担っていくと考えられる。シンポジウムでは、遠隔医療に取り組んでいる医療機関、訪問看護と行政の立場から、脳神経内科における現状と今後ありたかついて議論を深めたい。
平成7年 播磨内陸医務事業組合立播磨看護専門学校 卒業
平成7年 看護師免許取得
平成７年 ４月～平成12年12月 小野市民病院 勤務
平成13年1月～平成19年5月 財団法人神戸市地域医療振興財団西神戸医療センター 勤務
平成19年11月～平成26年3月 広島県厚生農業共同組合連合会廣島総合病院勤務 主任看護師
平成21年 日本赤十字広島看護大学認定教育課程 修了
平成22年 摂食嚥下障害看護認定看護師免許取得
平成23年 日本赤十字広島看護大学認定教育課程 専任教員
平成26年11月～ ナチュラルスマイル西宮北口歯科 摂食嚥下栄養部 部長
平成29年 日本摂食嚥下リハビリテーション学会評議員
平成30年 9月 訪問看護ステーション たべる 開設
著書
迫田綾子編集 「誤嚥を防ぐ ポジショニングと食事ケア」
小山珠美編集 「口から食べる幸せをサポートする包括的スキル第１版、第2版」
藤島一朗 栢下淳監修 「経口摂取アプローチハンドブック」
若林秀隆編著 「高齢者の摂食嚥下サポート」
古屋聡編 「多職種で取り組む食支援～急性期から看取りまで～」
野崎園子編 「患者さんに伝えたい 摂食嚥下のアドバイス 55のポイント」
Abstract password authentication.
Password is written on a pocket program and name badge.