[HT-13-1] タウオパチーの神経病理
微小管関連タンパク質タウの不溶性凝集体はタウオパチーの病理学的特徴である。進行性核上性麻痺(PSP)および大脳皮質基底核変症(CBD)の脳では、微小管結合反復ドメインを4つ有する4Rリピートタウを含むアイソフォームを含む凝集体を形成し、一方ピック病脳では3リピートタウを含むピック小体が形成される。このシンポジウムでは、臨床病理学的、遺伝学的、分子生物学的側面からタウオパチーの病態機序の最近の進歩について、 さらに病態に基づくタウオパチー治療の可能性について議論する。
1981年 名古屋大学医学部卒業
1981年 公立陶生病院臨床研修
1982年 岐阜県立多治見病院 神経内科
1986年 国立療養所東名古屋病院 神経内科
1993年 博士(医学)学位取得(名古屋大学)
1996年 愛知医科大学加齢医科学研究所 助手
2000年 同 講師
2004年 同 准教授
2010年4月 同教授
専門領域 神経病理学、神経内科学
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。