第61回日本神経学会学術大会

講演情報

ホットトピックス

[HT-13] ホットトピックス13
タウオパチー最新の知見

2020年9月1日(火) 16:00 〜 17:30 第01会場 (岡山コンベンションセンター 4F 405会議室)

座長:坪井 義夫(福岡大学医学部脳神経内科),矢部 一郎(北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野神経内科学教室)

[HT-13-4] タウオパチーの分子病態

長谷川 成人 (東京都医学総合研究所 認知症プロジェクト)

微小管関連タンパク質タウの不溶性凝集体はタウオパチーの病理学的特徴である。進行性核上性麻痺(PSP)および大脳皮質基底核変症(CBD)の脳では、微小管結合反復ドメインを4つ有する4Rリピートタウを含むアイソフォームを含む凝集体を形成し、一方ピック病脳では3リピートタウを含むピック小体が形成される。このシンポジウムでは、臨床病理学的、遺伝学的、分子生物学的側面からタウオパチーの病態機序の最近の進歩について、 さらに病態に基づくタウオパチー治療の可能性について議論する。

photo/HT-13-4.jpg
1986年 筑波大学 大学院 修士課程 修了 
1992年 博士(医学)取得 (東京大学医学部 論文博士)
1993年 東京大学 医学部、脳研究施設 助手 
1995年 英国 ケンブリッジ、MRC 分子生物学研究所 研究員
1999年 東京大学 大学院 薬学系研究科 講師 
2001年 東京都精神医学総合研究所 部門長 
2011年 東京都医学総合研究所 認知症・高次脳機能研究分野 分野長

抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。

パスワード