[S-06-2] Drosophila models to study ALS
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は原因遺伝子や病原蛋白質の同定により病態解明が著しい。関連パスウェイへの介入による新規治療薬の発見や原因遺伝子、蛋白質そのものに対する標的治療法の開発も進んでいる。これらの進歩は、様々な動物種や細胞を用いたALSモデルの創生に基づいており、各々のモデルの特性とALS患者への外装性を理解することは、病態の真の理解と前臨床的視点を持つ上で重要と考える。本シンポジウムではこれらのALSモデルがもつ有用性と特性について、エキスパとに最新の知見を交えながらご紹介いただき、知見の共有と展望を考えてゆきたい。
1997年東京都立大学理学部生物学科卒業。2002年東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻修了(理学博士)。2012-16年国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第四部科研費研究員。2016年より大阪大学医学系研究科神経難病認知症探索治療学寄附講座(永井義隆教授)にて特任助教。ALS/FTD(特にC9orf72遺伝子異常によるALS/FTD)の発症病態メカニズムについてショウジョウバエを用いて研究している。
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