[S-10-3] Diagnostic neuroimaging of multiple system atrophy
臨床的に1)四肢の筋固縮、2)安静時振戦などの不随意運動、3)寡動や無動、4)姿勢保持反射障害の一つまた複数の症状を呈する状態をパーキンソニズムとよんでいるが、その基礎疾患は実に様々である。画像診断が鑑別上重要となるのは、神経変性疾患ではパーキンソン病・レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP)、大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration:CBD)、多系統萎縮症(multiple system atrophy:MSA)の中でもパーキンソニズムが前面に立つMSA-Pなどがあり、非神経変性疾患では脳血管性パーキンソニズムや正常圧水頭症などがある。 本シンポジウムでは、パーキンソニズムを呈する神経疾患の画像診断について議論する。
1984年 3月 京都大学医学部 卒業
1984年 6月 京都大学医学部附属病院 神経内科学講座(亀山 正邦 教授)
1985年 6月 財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 神経内科(今井 輝国 部長)
1989年11月 米国アルバート・アインシュタイン医科大学モンテフィオーレ医学研究所 神経病理部門 Visiting Research Fellow(平野 朝雄 教授)
1991年11月 財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 神経内科 副部長
1998年 4月 関西医科大学 神経内科学講座(日下 博文 教授)
2000年 8月 関西医科大学 神経内科学講座 准教授
2008年10月 京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学講座 臨床神経学 講師(高橋良輔教授)
2012年 7月 和歌山県立医科大学 神経内科学講座 主任教授
2016年 4月 和歌山県立医科大学 産官学連携推進本部長 兼任
2017年 4月 和歌山県立医科大学附属病院 副院長・認知症疾患医療センター長
広島大学 客員教授
京都大学・徳島大学・関西医科大学 非常勤講師
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