[S-10-4] Diagnostic imaging of normal pressure hydrocephalus and vascular parkinsonism
臨床的に1)四肢の筋固縮、2)安静時振戦などの不随意運動、3)寡動や無動、4)姿勢保持反射障害の一つまた複数の症状を呈する状態をパーキンソニズムとよんでいるが、その基礎疾患は実に様々である。画像診断が鑑別上重要となるのは、神経変性疾患ではパーキンソン病・レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy:PSP)、大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration:CBD)、多系統萎縮症(multiple system atrophy:MSA)の中でもパーキンソニズムが前面に立つMSA-Pなどがあり、非神経変性疾患では脳血管性パーキンソニズムや正常圧水頭症などがある。 本シンポジウムでは、パーキンソニズムを呈する神経疾患の画像診断について議論する。
1982年3月 東京医科大学卒業
1984年9月~1986年3月 東京都老人総合研究所臨床病理部で神経病理研究
1991年6月 東京医科大学 老年病学教室 助手
1997年4月 東京医科大学 老年病学教室 講師
2011年1月 東京医科大学 老年病学教室 准教授
2012年12月 東京医科大学病院 総合相談・支援センター副センター長併任
2013年7月 東京医科大学 高齢総合医学分野(高齢診療科)准教授
2015年9月 東京医科大学病院 認知症疾患医療センター副センター長併任
2015年12月 東京医科大学 高齢総合医学分野(高齢診療科)教授
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