[S-12-2] AMPA receptor antagonist for sporadic ALS
1999年に国内承認されたRiluzole以来、長らく登場しなかった第2のALS治療薬が本邦発のEdaravoneであったことは大きなインパクトをもって世界に迎えられている.さらに2017年,同じ運動ニューロン疾患である脊髄性筋萎縮症(SMA)にはNusinersen,球脊髄性筋萎縮症(SBMA)にはLeuprorelinが相次いで承認され、ALS創薬の追い風となっている。実際、国内では現在5つのALS治験がいずれも医師主導で実施されており、これまでにない活況である。しかしながら、ALSにおけるシーズの探索、治験のデザイン、被験者エンロールメント、そして治験実施上の課題もまた明らかとなりつつある。本シンポジウムでは、ALSひいては神経変性疾患全体に対する創薬研究を見据え、次世代ALS治験に向けた重要課題を提示し合い、その克服戦略を会員と共に議論したい。
1982年 旭川医科大学医学部卒業 同大学病院 第一内科 研修医
1985年 東京大学医学部 神経内科 医員
1989年 国立精神神経センター 神経研究所 研究員
1991年 マサチューセッツ総合病院 神経遺伝学研究室 研究員
1997年 旭川医科大学 第一内科 助手
2005年 旭川医科大学 第一内科 講師(神経内科長)
2010年 国立病院機構東京病院 神経内科 部長
2013年 東京医科大学医学部 神経学分野 主任教授 現在に至る
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