[S-23-2] 神経変性疾患の歩行解析
本シンポジウムでは神経学的診察や従来の電気生理学的な検査法だけでは評価が困難な、それにもかかわらず臨床的に重要な病態の評価やそれに基づいた診断法についてお話しいただく。「小脳運動失調症の定量的評価と臨床への応用」では診察だけでは難しい小脳症状の客観的・定量的な評価方法を、「神経疾患の歩行解析」では簡便ながら神経疾患患者に広く応用できる詳細な定量的歩行解析法を、「ビデオによる嚥下障害の解析」では体表からの臨床的観察では難しい嚥下障害のビデオを用いた解析についてお話しいただく。「脊髄脳磁計による脊髄伝導の診断」では脊髄機能の非侵襲的な新しい評価法についてご紹介いただく。いずれも最新の臨床生理学的なアプローチで神経疾患の病態や診断に迫るものであり、日常診療に関わる神経内科医にも十分役立つ最新知見が得られると思われる。
1985年3月 東京医科歯科大学医学部卒業
1989年3月 東京医科歯科大学大学院医学研究科修了(生理学)
1990年4月 - 1995年7月 東京医科歯科大学医学部神経内科 医員 及び関連病院
1995年8月 - 1999年8月 三菱化学生命科学研究所 研究員
1999年9月 - 2009年7月 みとま神経内科 院長
2006年11月 -2016年11月 東京医科大学 医学教育学分野 兼任教授
2016年12月 -2018年7月 東京医科大学 医学教育推進センター 教授
2017年1月 - 東京医科大学 医学教育推進センター センター長
2018年8月 - 東京医科大学 医学教育学分野 主任教授
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