[S-30-3] 基礎医学研究の魅力−日本神経化学会理事長から−
脳神経内科の病態解明、治療薬解明は基礎科学との密接な連携の中で発展してきました。そして、ゲノム医学、オミックス解析、ブレインバンクなどが充実してきている今だからこそ、ベッドサイド(臨床家)とベンチサイド(研究者)が協力して難病の克服に向けてさらに進むことが可能となりつつあります。今回は、基礎系の学会理事長の先生方をお迎えして、若い脳神経内科医の皆さんが基礎研究に触れて今後研究を始めるきっかけになるための講演をお願いしています。(企画:将来構想委員会)
1992年 九州大学大学院薬学研究科博士課程 修了(博士(薬学))
1992年(財)ヒューマンサイエンス振興財団 博士研究員
1995年 厚生省入省 厚生技官
1996年 英国ケンブリッジ大学・ベイブラハム研究所 (M. Berridge教授) 博士研究員
1999年 厚生労働省 国立医薬品食品衛生研究所 研究員
2001年 同 上 主任研究官
2002年 同 上 室 長
2007年 国立大学法人 山梨大学 院医・基礎医学系・薬理(医学部薬理) 教授
2017年 同大学院・基礎医学系長、同大学・副医学部長 併任
現在に至る。
受賞歴
1. 平成15年9月25日 日本神経化学会最優秀奨励賞(日本神経化学会)
2. 平成21年3月 9日 日本学術振興会賞(日本学術振興会)
3. 平成21年3月 9日 日本学士院学術奨励賞(日本学士院)
4. 平成21年3日10日 学長特別表彰 (山梨大学)
5. 平成29年11月3日 最優秀論文賞(日本腰痛学会)
所属学会
1 日本神経化学会(理事長)
2 国際神経化学会(理事)
3 日本薬理学会(理事)
4 応用薬理研究会(理事)
5 Japan Purine Club(代表)
6 日本精神神経薬理学会(評議委員)
7 日本神経科学会
8 日本解剖学会
9 日本薬学会
10 北米神経科学会
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。