[S-34-4] Therapeutic insights in neuromyelitis optica spectrum disorders
免疫性神経疾患の治療は昨今著しい飛躍を遂げ、特に多発性硬化症、視神経脊髄炎、免疫介在性ニューロパチー、重症筋無力症では新しい治療が展開されている。しかし個々の治療薬の有効性は予測できず、疾患修飾薬(DMD)のみではコントロールできないケースも少なくない。このような状況において、治療成績を格段に向上させるためには、”個別化医療(personalized medicine")のコンセプトが非常に重要である。個別化医療を推進するには、治療反応性を検討する上で有用な疾患バイオマーカーの開発、およびDMD以外の治療に関する研究の進展が期待されている。本シンポジウムでは、診療経験豊富な各分野のエキスパートにご講演をいただき、免疫性神経疾患の個別化医療の現在と将来についての議論を深めることを狙いとしている。
1994年 滋賀医科大学医学部卒業
1994年 神戸市立中央市民病院 内科研修医・神経内科専攻医
1999年 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第六部,免疫究部 研究員
2003年 博士(医学)学位取得(京都大学大学院医学研究科)
2003年 ハーバード大学医学部・ブリガム&ウイメンズ病院神経疾患センター リサーチフェロー
2006年 防衛医科大学校内科学講座(神経内科) 助教
2009年 神戸市立医療センター中央市民病院 神経内科医長
2011年 国立精神・神経医療研究センター病院 専門職
2019年 現職
<所属学会>
日本内科学会(認定内科医,総合内科専門医,指導医)
日本神経学会(専門医,指導医)
日本神経免疫学会(評議員)
日本臨床免疫学会(免疫療法認定医)
<受賞歴>
2006年 Postdoctoral Fellowship Award, Juvenile Diabetes Research Foundation
2013年 Investigator Award, 6th congress of the Pan-Asian committee for treatment and research in multiple sclerosis (PACTRIMS)
Abstract password authentication.
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