○久留 聡 (鈴鹿病院 脳神経内科)
セッション情報
新ガイドライン
[G-01] 新ガイドライン01 ガイドラインから発展する筋強直性ジストロフィー診療
2021年5月21日(金) 08:00 〜 09:00 第1会場 (国立京都国際会館 1F Main Hall)
座長:松村 剛(独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター脳神経内科),高橋 正紀(大阪大学大学院医学系研究科生体病態情報科学講座 臨床神経生理学)
筋強直性ジストロフィーは、骨格筋に加え全身の諸臓器に障害を来す多臓器疾患です。中枢神経障害も伴うため、症状の自覚・訴えが乏しく、適切な医療管理の導入・維持が困難で、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどと比べて生命予後の改善が乏しいのが実情です。新規治療薬の開発も進みつつありますが、標準的医療の実践は、治療開発の上でも重要な課題です。エビデンスの乏しい領域ですが、ガイドラインの発行により、神経内科を核とした集学的医療の構築が進むこと、ガイドライン作成過程で明らかとなった課題について共同して取り組むことで医療レベルの向上と新たなエビデンス構築につながることを期待しています。本シンポジウムでは、ガイドライン発刊前の医療実態、合併症管理などに焦点を当て、現状の問題点や解決に向けての方向性を共有できる機会にしたいと考えます。
○伊藤 英樹1, 久松 隆史2, 田村 拓久3, 瀬川 和彦4, 髙橋 俊明5, 髙田 博仁6, 久留 聡7, 和田 千鶴8, 鈴木 幹也3, 諏訪園 秀吾9, 佐々木 真吾10, 奥村 謙11, 堀江 稔12, 高橋 正紀13, 松村 剛14 (1.広島大学病院 医療安全管理部, 2.岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 公衆衛生学分野, 3.国立病院機構 東埼玉病院 神経内科, 4.国立精神・神経医療研究センター 循環器科, 5.国立病院機構 仙台西多賀病院 脳神経内科, 6.国立病院機構 青森病院 脳神経内科, 7.国立病院機構 鈴鹿病院, 8.国立病院機構 あきた病院 脳神経内科, 9.国立病院機構 沖縄病院 脳・神経・筋疾患研究センター, 10.弘前大学大学院医学研究科 循環器腎臓内科, 11.済生会熊本病院 心臓血管センター 循環器内科, 12.滋賀医科大学 循環器内科, 13.大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻機能診断科学講座 臨床神経生理学, 14.国立病院機構 大阪刀根山医療センター 脳神経内科)
○小林 道雄 (国立病院機構あきた病院 脳神経内科)
○石垣 景子 (東京女子医科大学医学部 小児科)