第62回日本神経学会学術大会

セッション情報

ホットトピックス

[HT-03] ホットトピックス03 脊髄症の神経障害メカニズムと創薬の可能性

2021年5月20日(木) 08:00 〜 09:30 第2会場 (国立京都国際会館 1F Annex Hall 1(別館))

座長:安藤 哲朗(愛知県厚生連安城更生病院脳神経内科),山野 嘉久(聖マリアンナ医科大学内科学・脳神経内科)

脊髄症は、歩行障害や感覚障害、膀胱直腸障害などを引き起こし、患者の予後は不良で、アンメットニーズが高い疾患群の一つである。ひとたび神経障害が発生するとその回復は困難であり、これまで創薬が困難な領域であった。しかしながら最近、科学の進歩により神経障害機構に関する分子的な理解が進み、創薬に結びつく治療標的分子が明らかになりつつある。本シンポジウムでは、脊髄症における神経障害機構を概観し、その病態と創薬の可能性についてを討論する。

一瀬 佑太1, 髙 紀信1, 南 海天1, 石浦 浩之2, 三井 純2, 戸田 達史2, 辻 省次3,4, 瀧山 嘉久1, JASPAC5 (1.山梨大学神経内科, 2.東京大学神経内科, 3.東京大学大学院分子神経学講座, 4.国際医療福祉大学ゲノム医学研究所, 5.JASPAC)