NEURO62

Session information

Symposium

[S-04] Symposium 04 Cutting-edge of dementia research for drug development

Wed. May 19, 2021 9:50 AM - 11:50 AM Room 08 (ICC Kyoto 1F Room E)

Chair:Washimi Yukihiko(National Center for Geriatrics and Gerontology),Suzuki Keisuke(Innovation Center for Clinical Research, National Center for Geriatrics and Gerontology)

後援:日本認知症学会

近年、疾患レジストリやコホートなど基盤研究を創薬に活用しようとする試みが盛んとなっており、行政もクリニカルイノベーションネットワークと呼ばれる施策によってこの動きを後押ししている。認知症分野では、特にアルツハイマー型認知症を対象とした疾患修飾薬で開発中止事例が相次いでいるものの、抗タウ抗体薬を始めとする新規シーズはまだ数多く存在し、日本でも複数の治験が予定されている。そのような中、いかに治験を効率良く、迅速に進めていくかが課題となっており、特に被験者リクルートを中心に基盤研究への期待が高まっている。本シンポジウムでは、創薬への活用を目指して整備された日本を代表する認知症基盤研究に関して最新の動向を紹介するとともに、規制当局や製薬企業の立場からも基盤研究に対する期待を中心にご講演いただく。最後には総合討論の時間も用意し、認知症の創薬への展望について率直な意見交換を行いたい。