○岩坪 威 (東京大学大学院医学系研究科神経病理学)
セッション情報
シンポジウム
[S-04] シンポジウム04 創薬を目指す認知症基盤研究の最前線
2021年5月19日(水) 09:50 〜 11:50 第8会場 (国立京都国際会館 1F Room E)
座長:鷲見 幸彦(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター),鈴木 啓介(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 治験・臨床研究推進センター)
後援:日本認知症学会
近年、疾患レジストリやコホートなど基盤研究を創薬に活用しようとする試みが盛んとなっており、行政もクリニカルイノベーションネットワークと呼ばれる施策によってこの動きを後押ししている。認知症分野では、特にアルツハイマー型認知症を対象とした疾患修飾薬で開発中止事例が相次いでいるものの、抗タウ抗体薬を始めとする新規シーズはまだ数多く存在し、日本でも複数の治験が予定されている。そのような中、いかに治験を効率良く、迅速に進めていくかが課題となっており、特に被験者リクルートを中心に基盤研究への期待が高まっている。本シンポジウムでは、創薬への活用を目指して整備された日本を代表する認知症基盤研究に関して最新の動向を紹介するとともに、規制当局や製薬企業の立場からも基盤研究に対する期待を中心にご講演いただく。最後には総合討論の時間も用意し、認知症の創薬への展望について率直な意見交換を行いたい。
○鈴木 啓介 (国立長寿医療研究センター 治験・臨床研究推進センター)
○松田 博史1,2, 水澤 英洋2 (1.一般財団法人脳神経疾患研究所南東北創薬・サイクロトロン研究センター, 2.国立精神・神経医療研究センター)
○畠山 直久 (日本イーライリリー株式会社 研究開発・メディカルアフェアーズ統括本部)
○横井 優磨 (医薬品医療機器総合機構 新薬審査第三部)