○照屋 健太 (東北大学大学院医学系研究科神経化学分野)
セッション情報
シンポジウム
[S-05] シンポジウム05 プリオン病の創薬と早期診断
2021年5月19日(水) 09:50 〜 11:50 第9会場 (国立京都国際会館 1F さくら)
座長:岩﨑靖(愛知医科大学加齢医科学研究所)
近年のプリオン病の治療薬開発に関して、抗体療法、幹細胞移植、遺伝子治療などを用いたモデル動物実験の報告が相次いでいる。プリオン蛋白はノックダウンによる表現型への影響がほとんど見られないことより、遺伝子治療に関しては、臨床応用への期待が大きく、有効性も高いことが推測される。一方、急速進行性希少疾患であるプリオン病の治療薬開発においては、その評価方法や治療をターゲットとした診断基準も新たに考案、あるいは創出しなければならない。本シンポジウムでは、近未来において実現されることが期待されるプリオン病の治験における問題点を検討する。
○佐藤 克也 (長崎大学病院 医療科学専攻保健科学分野)
○三條 伸夫 (東京医科歯科大学大学院脳神経病態学分野(脳神経内科))
○塚本 忠 (国立精神・神経医療研究センター 脳神経内科)