第62回日本神経学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

[S-16] シンポジウム16 神経核内封入体病と類縁疾患 update

2021年5月20日(木) 08:00 〜 09:30 第8会場 (国立京都国際会館 1F Room E)

座長:吉田 眞理(愛知医科大学加齢医科学研究所),曽根 淳(国立病院機構鈴鹿病院脳神経内科)

非翻訳領域のリピート伸長病の同定が相次いでいる。脆弱X関連振戦・失調症候群(FXTAS)、神経核内封入体病、眼咽頭遠位型ミオパチーなど幅広い疾患で認められている。これらの疾患では、中枢神経系以外にも骨格筋を含む全身臓器に病理学的変化が見いだされている。 本シンポジウムでは、神経核内封入体病と非翻訳領域のリピート伸長病としての類縁疾患である脆弱X関連振戦・失調症候群(FXTAS)、眼咽頭遠位部ミオパチーをとりあげ、その臨床病理像、病態の類似性と相違を改めて考えたい。