○今井 富裕 (国立病院機構箱根病院)
セッション情報
シンポジウム
[S-18] シンポジウム18 集中治療後に発症する神経症候:Post Intensive Care Syndrome (PICS) とICU-acquired weakness (ICUAW)
2021年5月20日(木) 08:00 〜 09:30 第10会場 (国立京都国際会館 1F スワン)
座長:横田 裕行(日本体育大学大学院保健医療学研究科),園生 雅弘(帝京大学附属病院神経内科)
後援:日本神経救急学会
かつて、critical illness polyneuropathy、あるいはcritical illness myopathyと言われた病態は、ICUAW (intensive care unit acquired weakness)という言葉で包括されるようになってきた。さらに、これ以外にICU入室中あるいは 退室後に生じる認知機能や精神障害まで合わせて、集中治療後症候群(post intensive care syndrome:PICS)という概念も使われるようになってきている。そのような状況では脳神経内科へのコンサルテーションが行われる機会も多いと考えられ、脳神経内科医が知っておくべきと概念と考えられる。脳神経内科医にまだ馴染みの少ない、PICS/ICUAWについての最新情報を共有することを目的とする。
○畑中 裕己, 園生 雅弘 (帝京大学病院 脳神経内科)
○井上 茂亮 (神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野 先進救命救急医学部門)
○中村 謙介 (日立総合病院 救急集中治療科)