○木下 彩栄 (京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)
セッション情報
シンポジウム
[S-19] シンポジウム19 未来志向の働き方改革:10年後の脳神経内科診療に向けての5人の女性医師からの提言
2021年5月20日(木) 08:00 〜 09:30 第11会場 (国立京都国際会館 1F Room 157)
座長:木下彩栄(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)
女子高校生における医学部進学熱は高く、急速に女性医師が増加している。こうした中で、医療界が働き方改革の変革の波に乗り遅れることは、国民の不利益にもつながるため、喫緊の対策が必要である。脳神経内科領域でも、脳卒中診療の変化、認知症患者の激増の流れの中で、女性医師のニーズをくみ取っていくことが、他領域との差別化の上でも重要であろう。特に、”postコロナ”、あるいは”withコロナ”の枠組みの中で、疲弊しない医療体制構築のためにも、女性医師がこれまで以上に力を発揮しやすい環境が重要と考える。本シンポジウムは、若手女性研修医から子育て終了世代までの幅広い年代の演者からリアルな現場の声を聞くことを目的とし、どのような未来志向の提言が彼女らから出てくるのかを期待して企画した。他の診療科の成功例も学びつつ、脳神経内科が男女問わず働きやすく魅力ある診療科として若い世代にアピールしていくことができれば、と期待する。
○川竹 絢子 (京都大学医学部附属病院)
○関口 縁 (JR東京総合病院 脳神経内科)
○川本 未知 (神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経内科)
○木戸 道子 (日本赤十字社医療センター 産婦人科)