第62回日本神経学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

[S-23] シンポジウム23 新時代の脳卒中診療における脳神経内科医の役割

2021年5月20日(木) 16:15 〜 18:15 第9会場 (国立京都国際会館 1F さくら)

座長:長谷川 泰弘(新百合ヶ丘総合病院脳卒中センター),早川幹人(筑波大学医学医療系 脳卒中予防・治療学講座)

後援:日本脳卒中学会 / 日本脳卒中協会

国際疾病分類(ICD)において60年以上の長きにわたり「循環器疾患」に分類されてきた脳血管障害は、ICD-11(2018年6月公表)以降、「神経疾患(Diseases of the Nervous system)」のもとに分類され、「障害調整生命年、DALYs」を決定づける世界最大の疾患は「神経疾患」となった。またわが国では国民の健康寿命の延伸を図るべく制定された脳卒中循環器病対策基本法(2018年12月)に基づき、脳卒中診療体制の再構築が広範かつ急速に進みつつある。本シンポジウムでは、「近未来の医療提供体制下における脳神経内科医が担う役割」に焦点をあて、最新の知見をもとに各界のエキスパートによる議論を進め、講演・討議の後には、参加者が近未来の脳卒中診療における脳神経内科医の使命、役割について具体的なイメージや道標を描くことができることを目標とする。