第64回日本神経学会学術大会

講演情報

ホットトピックス

[HT-06] ホットトピックス06

2023年6月2日(金) 08:00 〜 09:30 第11会場 (東京ベイ幕張ホール 2F No.3,4)

座長:髙尾 昌樹(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部),三室 マヤ(三重大学医学部附属病院病理診断科)

後援:日本神経病理学会

[HT-06-2] ヒト死後脳を用いた中枢関門における薬物トランスポーター研究

内田 康雄 (広島大学大学院医系科学研究科 薬学分野 医療薬剤学研究室)

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2010年 東北大学大学院薬学研究科 博士課程を中途退学し、薬学研究科の助手に着任。2012年 博士(薬学)取得、助教に昇進。2014年 日本学術振興会 海外特別研究員として、スイス連邦工科大学分子システム生物学研究所に2年間留学。2016年 東北大学大学院薬学研究科 助教に復職後、2018年 講師に昇進。2023年4月 広島大学大学院医系科学研究科 薬学分野 医療薬剤学研究室の教授として着任、現在に至る。
 げっ歯類とヒトの間では、様々な分子の発現や分子機構に種差が存在することを目の当たりにし、10年以上前から、ヒトの死後脳を用いた中枢関門・中枢疾患のオミクス研究を展開している。2016年に、髙尾昌樹先生と共同研究を開始して以降、非常に豊富な死後脳をご提供いただき、勢力的に研究を拡大している。国内外を問わず、異分野融合によって新技術を開発し、中枢関門を標的とした新たな創薬・バイオマーカー研究領域を開拓し、中枢疾患治療に貢献したい。

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パスワードは「第64回日本神経学会学術大会プログラム・抄録集」の18ページに記載してあります。

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