[S-06] シンポジウム06「動的・分子・疫学神経病理の脳神経学会への貢献」

[S-06-3] 副腎白質ジストロフィーの病態解明と造血幹細胞移植

松川 敬志 (東京大学大学院医学系研究科 神経内科学)

略歴：
2006年 東京大学医学部卒業
2006年 茨城県立中央病院初期研修
2007年 東京大学医学部附属病院初期研修
2008年 東京大学医学部附属病院、NTT東日本病院神経内科後期研修
2010年 東京大学大学院医学系研究科 神経内科学 博士課程
2013年 日本学術振興会特別研究員（DC2）
2014年 医学博士
2014年 日本学術振興会特別研究員（PD）
2015～2017年 東京大学学院医学系研究科 神経内科学 学術支援専門職員
2017年4月～2021年6月　東京大学大学院医学系研究科 分子神経学 特任助教
2021年7月～現在　東京大学大学院医学系研究科 脳神経内科学 助教

臨床・研究概要：臨床では、神経遺伝性疾患、代謝性疾患を専門とする。研究では、神経変性疾患における遺伝子解析を中心に研究を行っている。多彩な臨床病型を呈することが特徴で、同一家系内でも臨床病型が異なることがある副腎白質ジストロフィーの表現型修飾因子の探索研究、成人発症の副腎白質ジストロフィーに対する造血幹細胞移植、多系統萎縮症の遺伝因子の解明、臨床治験等を行っている。