○小泉 修一1 (1. 山梨大学・院医・薬理学講座、GLIAセンター)
セッション情報
ランチョンセミナー
[3LS06] ミクログリア置換による脳機能の制御
2023年8月3日(木) 11:55 〜 12:45 第6会場 (白橿1)
司会:嶋田 直人(富士フイルム和光純薬株式会社)
共催:富士フイルム和光純薬株式会社
ミクログリアは細胞内外の環境変化に敏感で、それらを感知すると大きく・多様に変化して脳機能に大きく影響を与える。Colony stimulating factor1受容体(CSF1R)のON/OFFを使うと、ミクログリアを除去/自己再生させることができる。この操作を「リセット」と呼ぶ。病態時のリセットにより脳は変わるのであろうか?また、ミクログリアの非侵襲的な移植法の開発も行い、上記リセットと組み合わせることで外来性ミクログリアに置換することも可能となった。これらミクログリアの置換技術とその効果について、最近の知見を紹介する。