11:00 〜 11:20
○後藤 慶次 (ひまわり在宅クリニック 内科)
パネルディスカッション
看護企画
2022年10月7日(金) 11:00 〜 12:30 第8会場 (熊本城ホール 3階会議室C1-2)
座長 : 榮 達智(NHO 熊本医療センター 腫瘍内科 副部長)
第3期がん対策基本計画に基づき、AYA世代がん患者への取り組みが始まっている。AYA世代のがんは様々な組織型がある中、年間およそ5千人に一例の発症でそれぞれの疾患は希少である。そのため、単一の診療科だけでは診療経験も少ない中、就学・就学等社会適応支援、晩期合併症、妊孕性の問題や課題が存在する。またAYA世代の多くは治療方針決定への参加を希望しているが、医療者からの意志決定支援は十分でない。また、AYAは一人で悩む傾向もあるがこの潜在的問題についての、具体的な相談窓口についての情報提供が十分整っていない現状がある。また、6割以上のAYAは終末期の在宅医療を希望しているが、介護に対する支援が不足している。そのため、施設や診療科、職種を超えた取り組みが求められている。本シンポジウムではAYA世代がん患者の支援の現状を共有し、①成長発達支援、②意思決定支援、③自立支援、④情報提供と支援体制整備を概観し、地域のAYA世代がん支援のためのネットワーク形成への示唆を得ることを目的とする。
11:00 〜 11:20
○後藤 慶次 (ひまわり在宅クリニック 内科)
11:20 〜 11:40
○坂田 友 (NHO 九州がんセンター 看護部)
11:40 〜 12:00
○草野 愛 (NHO 東京医療センター 医療福祉相談室/がん相談支援センター)