第76回国立病院総合医学会

セッション情報

シンポジウム

看護企画

[SY20] シンポジウム20
Beyond the COVID-19

~乗り越えたその先でどう活かせるか~

2022年10月7日(金) 15:30 〜 17:00 第10会場 (熊本市民会館 1F大ホール)

座長 : 田中 亮子(NHO 熊本再春医療センター 看護部 看護師長)、水上 智之(NHO 熊本医療センター 感染制御室長)

新型コロナウイルスが国内で確認されてから約2年(学会開催時は3年ほど)、各施設が自施設の役割遂行に加え、また感染症の専門の医師や看護師が不在の介護施設等では、マンパワー不足で、応援体制が必要な状況であり、基幹病院からの派遣を行って、乗り越えてきた。その中で、感染症専用ではないエリアで動線やゾーニングを行い、全職員に対する感染対策の教育、供給が滞る物品がある中での診療・看護、差別や偏見に対して正しい情報の発信やメンタルヘルスケアなど、これまでにない状況に対してスピード感を持った対応が求められた。その経験は、基本的な感染対策の重要性や地域での連携の在り方、制限された状況の中でも看護ができることについて改めて考える機会となった。各規模の病院で、 新型コロナウイルス対応の経験から、あらゆる多職種連携や次のシステム構築などに向け、私たちに出来ることは何かを考える機会としたい。

16:00 〜 16:15

田口 志津1, 八橋 弘2, 和泉 泰衛3, 森 英毅3, 宮本 瑠美4, 中村 みさ4, 藤崎 暢1 (1.NHO 長崎医療センター リハビリテーション科, 2.NHO 長崎医療センター 院長, 3.NHO 長崎医療センター 総合診療科, 4.NHO 長崎医療センター 看護部)