2022年10月7日(金) 11:00 〜 12:30 第6会場 (熊本城ホール 3階会議室A4)

座長 : 田所真紀子（NHO 東京医療センター 栄養管理室 栄養管理室長）、春田 典子（NHO 別府医療センター 栄養管理室 栄養管理室長）

近年、医療は目覚ましく進歩し、新しい診断法や治療法が次々に導入されている。しかし、生活習慣病が増加している一方で入院患者の多くに栄養不良が認められ、予防や治療の基本となる食事療法や栄養管理はより重要な位置づけになりつつある。各種学会ではよりよい栄養管理を行うためガイドラインに沿った栄養管理と各々の疾患に応じた食生活の指導など管理栄養士へのニーズが高まってきており、各分野の専門性や一定のスキルを積んだ「スペシャリスト」の育成にも取り組んでいる。これまで栄養学研究者や管理栄養士は病態研究を行い、食事療法を通して効率のよい栄養療法の実践を担ってきたが、さらに今後は各分野での新たな視点で栄養療法を目指すこととなる。