第59回日本小児神経学会学術集会

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委員会主催セミナー

医学倫理・生命倫理

[RCS1] 倫理委員会・COI委員会主催セミナー
医学研究倫理，特にヒトを対象とした臨床研究における医学倫理のupdate

2017年6月15日(木) 18:30 〜 20:30 第2会場 (小ホール)

座長:伊東恭子（京都府立医科大学大学院医学研究科分子病態病理学）

【ねらい】
今回のセミナーでは，「医学研究倫理，特にヒトを対象とした臨床研究における医学倫理のupdate」と題して，長年にわたり本学会理事・倫理委員会委員長をおつとめになりました伏木信次先生にお話いただきます．エビデンスに基づく医療を実践するうえで臨床研究が不可欠な営みであることは論を待ちません．研究不正事案が日本の各地で発生したことを受けて，「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」（いわゆる統合指針）が策定される中で「研究の信頼性確保」について規定され，当該指針は，昨年4月1日から施行されています．さらに，未承認・適応外の医薬品等の臨床研究ならびに製薬企業等から資金提供を受けて実施される当該製薬企業等の医薬品等の臨床研究を対象とする「臨床研究法案」が制定されようとしています．一方で「個人情報保護法」改正に伴い，医学研究においてもそれへの対応が議論されていますが，本抄録執筆時点では未確定です．また，COIについても新たな方向が日本医学会から提示されようとしています．医学をとりまく倫理やCOIの状況はこのように大きく変化しつつあります．本セミナーが日本小児神経学会会員の皆様にその内容をお伝えする一つの機会になればと願い，多数のご参加を期待しております．