柏木充 (市立ひらかた病院小児科)
セッション情報
シンポジウム
発達障害
[S14] シンポジウム14
発達性協調運動障害の医療・療育・教育
2017年6月16日(金) 14:10 〜 16:10 第5会場 (10F 会議室1008)
座長:中井昭夫(兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター), 柏木充(市立ひらかた病院小児科)
【ねらい】
発達性協調運動障害(developmental coordination disorder:DCD)は,DSM—5においてneurodevelopmental disorders(神経発達症群)の中の運動障害群に位置付けられている.DCDの主訴となる,いわゆる不器用という理由だけで医療機関を受診することはなく,DCDは本邦の医療においては,ほとんど注目されてこなかった.実際には,自閉症スペクトラム障害,注意欠陥多動性障害,いわゆる学習障害にも多く合併している.このシンポジウムでは,第一線で活躍されている先生方より医療,療育,教育におけるDCDについての本邦の現状を紹介していただき,DCDに対する理解を深める機会としたい.
中井昭夫 (兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター)
岩永竜一郎 (長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻リハビリテーション科学講座, 長崎大学子どもの心の医療・教育センター)
澤江幸則 (筑波大学体育系)