第59回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

急性脳炎・脳症

[S16] シンポジウム16
脳炎脳症の治療戦略

2017年6月17日(土) 08:30 〜 10:30 第4会場 (10F 会議室1003)

座長:永瀬裕朗(神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野・親と子の心療部), 柏木充(市立ひらかた病院小児科)

【ねらい】
2016年,小児急性脳症のガイドラインが発行されたが,未解決の問題を抱えている.その1つとして,脳炎脳症の治療における「どの症例」「どのタイミング」「どの方法」についての指針が確定されていないことが挙げられる.これらの問題は,実際の臨床現場で最も必要とされているが,エビデンスに基づいた提唱が難しい.このシンポジウムでは,最前線で働いている先生方よりそれぞれの施設における具体的な治療戦略を紹介していただき,今後の脳炎脳症の治療戦略の方向性を議論する.

九鬼一郎1, 塩見正司2, 福岡正隆1, 金聖泰1, 井上岳司1, 温井めぐみ1, 岡崎伸1, 川脇壽1, 富和清隆3, 天羽清子4, 外川正生4, 石川順一5, 林下浩士5 (大阪市立総合医療センター小児神経内科1, 愛染橋病院小児科2, 東大寺福祉療育病院神経小児科3, 大阪市立総合医療センター小児救急科4, 大阪市立総合医療センター救急救命センター5)